トップページしらかわ地方の人 >阿部 弘さんへ取材

西郷村の酪農家、阿部弘さんにお話を伺いました。 阿部さんは親の代から酪農を引き継いで、26年間携わっています。 飼育している牛は全て乳牛(ホルスタイン)で、経産牛(出産を経験した牛)・育成牛(離乳から初回受胎までの牛)あわせて約130頭を飼育しており、 一日あたり約2トンの牛乳を生産・出荷しています。

                 

↑乳牛「ホルスタイン」

飼育方法は、フリーストールと呼ばれる方式の牛舎で、牛は繋がれずに自由に歩きまわることができるため、牛の好きな場所で休めたり、餌を食べたりすることができ、ストレスの少ない環境で飼育しています。このため乳量が増加したり個々の牛の休む場所が混み合わず清潔に保たれています。

            

↑フリーストール牛舎

乳牛の飼料は輸入飼料だけに頼らず、阿部さん自ら約30haの規模で牧草の栽培を行っています。 阿部さんが購入しているのはごく少量の配合飼料のみであり、飼料にかかるコストを低く抑えているとおっしゃっていました。 さらに牧場内には堆肥を生産する設備もあり、乳牛が一日に約10トン排出する糞尿を、45日かけて堆肥にしており、牧草の肥料として活用しています。

            

↑堆肥施設

自給飼料栽培→乳牛の飼料に活用→堆肥生産→自給飼料栽培というように、阿部さんは資源循環型の酪農経営を行っています。
阿部さんは「酪農は動物相手だから、家を空けることができず大変な仕事だが、 効率を考えながらしっかり手をかけてあげれば成果は上がる。 これからも良質な牛乳を継続して生産できるように頑張りたい」とおっしゃっていました。
お忙しい中取材を受けていただき、ありがとうございました。