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鮫川村の「関根ファーム」関根靖さんにお話をうかがいました。

 

父・英也さんの代に、1頭の牛から始まった関根ファームさん。
現在は息子である靖さんを社長とし、約170頭の親牛(ホルスタイン)と、約80頭の子牛を飼育しており、1日に約4,700リットルの原乳を生産しています。
東日本大震災直後は停電で搾乳機が使用できず、その直後の燃料不足により集乳車が来ない時期もありました。さらに原発事故に伴う出荷制限など、様々な困難がありましたが、現在では震災前の生産に戻ったとおっしゃっていました。

            

関根ファームさんでは、種付けから出産まで全て自分達の手で飼育から繁殖まで行っています。
しかし乳房炎などの病気になってしまった時は獣医さんの手により抗生物質を投与します。
投与された牛から絞った原乳は出荷できなくなってしまう為、牛舎の温度・湿度の管理や健康状態のこまめなチェックなど、牛の健康管理には大変気を使うそうです。
また現在出荷できるのは、乳脂肪分3.6%以上のものと基準が決められているため、日々の牛の成育にも気を使うとの事でした。
さらに1日約8トン排出される牛ふんは、1/3はゆうきの郷里(堆肥センター)に受け入れてもらい、残りの2/3はトウモロコシ畑の肥料に活用を図っています。
「酪農は本当に大変だ」と靖さんはおっしゃいましたが、牛舎で牛の話をする時の顔、牛達を見る優しい目、牛をなでるしぐさ・表情からは、牛に対する愛情を感じました。
沢山の愛情を受けて育った牛だからこそ、おいしい牛乳ができるのかも知れません。

            

靖さんは最後に「牛乳離れが進んでいるが、若い人にこそたくさん牛乳を飲んでもらいたい」とおっしゃっていました。
お忙しい中、取材を受けていただきありがとうございました。