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矢祭町の菌床しいたけ栽培農家、尾亦準一さんにお話をうかがいました。
尾亦さんは以前、千葉県や茨城県で航空貨物を扱う仕事などをなさっていました。その間に結婚され、お子さんができたことを契機に9年前に矢祭町に戻り、しいたけの栽培農家となりました。
当時、尾亦さんはしいたけ栽培についての知識は無かったため、原木しいたけの栽培をしていたお父さんの正光さんにしいたけ栽培について教わり、就農してから約2年たった頃に原木栽培から菌床栽培に切り替え、現在は、矢祭町で唯一の菌床しいたけ栽培農家「日渡きのこ園」の代表を務めています。

↑尾亦準一さん

尾亦さんの栽培するしいたけは、菌床の上部(上面)だけにしいたけを発生させる「上面栽培」と呼ばれる方法で、上面に養分を集中させることで軸がまっすぐで太く大きい良質なしいたけが出来るそうです。さらに、一つの菌床からは通常約1kgのしいたけが採れるそうですが、尾亦さんは700gに抑え、より厚みのあるしいたけのみを商品として出荷しています。
現在は、9棟の大型ハウス内に約5000個の菌床が栽培されています。しいたけは主に茨城県などに出荷されるほか、JA東西しらかわや近隣の直売所などでも販売されています。

↑「日渡きのこ園」の生しいたけ

尾亦さんは「しいたけの収穫は、朝7時と夕方4時ごろの1日2回行います。日に日に大きくなるので休みがなかなか取れず大変ですが、しいたけを買ってくれた人に『また買いたい』と言ってもらえるように、心を込めて育てています。また今年2月には、研修・交流会を兼ねたしいたけの全国大会があります。その中で毎回『しいたけが苦手の子どもを減らしたい』という課題が挙がるので、今後はその点についても考えていきたいですね。」とお話いただきました。 取材にうかがった時期は1年分の菌床の仕込み作業中でしたが、お忙しい中お時間をとっていただきありがとうございました。