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農業法人 「でんぱた」代表の鈴木正美さんにお話をうかがいました。
鈴木正美さんが代表を務める農業法人「でんぱた」は、農業生産法人として2001年4月に創業。米、野菜の生産販売や6次化商品の委託製造販売をしています。 矢祭産コシヒカリ「矢祭米」の販売や、耕作放棄地を利用したブルーベリーの栽培、ブルーベリーやゆずを使った、米菓・リキュール・ジェラートの委託製造販売を行い、現在はブルーベリー酢の商品化を目指して試行錯誤を繰り返しています。また「ブルーベリーの木」オーナー制度も行っており、町外・県外の方々との交流も積極的に行っています。

↑でんぱた特製ブルーベリージャム

鈴木さんは、食育や農業の大切さなどを伝える特別講師として、町内の小学校で授業を行っています。「地元の農家の子であっても農業を知らない、米がどう作られるかわからない子供も多い。地元に向き合い、外部から農業の現状を言葉にして伝えること、聞かせることの大切さを感じている。地元の子供の教育に携われることが幸せ。」と鈴木さんはおっしゃいます。また、県内外での学会やシンポジウムでの講演も行っており、【福島の今を伝える】として安全な米が売れない状況や、福島での農業の大変さを伝えています。「当事者が大変さを前向きに伝えること、現在の状況を丁寧に発信することを心がけている。」とお話いただきました。

↑鈴木正美さん

そういった県内外での精力的な活動により、たくさんの出会いがあったそうです。その出会いはさらに次の数多くの出会いに繋がりました。特に現在では横浜市の若者自立支援団体の受入れ協力をして2年目になるそうです。今年は受け入れをする中で、若者達と一緒にバーベキューをしたり、ブルーベリーの収穫体験やジャムへの加工体験、横浜市役所での販売などを行いました。鈴木さんは「出来なくても、作業に飽きても叱らない。100人100様と心して対応に努める。」と、自立を目指す若者に対して強い想いをお持ちのようでした。 農業・農産物を通じて、小学生から大人まで沢山の人とのつながりを築き、さらにそこから新たな展開を繰り広げてきた鈴木さん。お話をうかがい、農業の可能性が無限大である事を強く感じました。
お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。