福島県ではイチゴ栽培が盛んにおこなわれています。福島県のイチゴの作付面積は約116haで、「とちおとめ」や福島県オリジナル品種の「ふくはる香」をはじめ、たくさんの種類が栽培されています。全国のイチゴの品種登録数は、2015年6月現在258品種とたいへん多く、年間約20種の新種がつくられています。今回は白河市表郷地区で「とちおとめ」、「やよいひめ」を栽培している鈴木農園の鈴木慎吾さんにお話をお聞きしました。

鈴木慎吾さん

ハウス内

鈴木さんは両親の後を継ぎ、約10年前からイチゴの栽培を始めました。食べてくれる方の顔が見えることや、直接感想を聞けることなどから、収穫したいちごは主に自宅前の直売所で販売を行っています。鈴木さんが栽培している「やよいひめ」は、2005年(平成17年)に登録された品種です。明るい赤色で、果肉が固めで日持ちが良く、強い甘みと果汁の多さが特徴です。「やよいひめ」の栽培は県内では珍しく、その珍しさからか、最近は「やよいひめ」を購入するお客様が増えているそうです。 いちごの出来は気候に大きく影響されるため、温度や水分の管理をはじめ、光合成に必要なCO2を人工的に与えるなどの工夫がされています。しかしそのような細やかな管理を行う一方、近隣の「天狗山」の影響で、日の陰りが早く日照時間が短いという課題もあるそうです。

やよいひめ

鈴木さんは「正確な糖度は測ったことはありませんが、『とにかく甘くておいしい!』と遠方からお客様がいちごを買い求めに来てくださいます。うちでは完熟したものだけを収穫・販売しているので、買った直後から甘いのが特徴です。また食べたいといってもらえたらいちばんうれしいですね。」とおっしゃっていました。
今が旬の福島県産いちごを、ぜひ味わってみてください!

鈴木さんの直売所はこちら↓